外壁・屋根塗装をDIYする方に伝えたいDIYをオススメできない理由
昨今のDIYブーム。家の修理やリフォームをご自分の手でやる方が増えています。中には大掛かりな外壁の塗装までやってしまう方も…。
「自分で楽しみながら塗りたい」、「自分で塗ってコストを安くしたい」など理由は様々。でもやり方は?注意点は?そもそもホントに出来るのか?など不安なこともあるでしょう。
ここでは外壁塗装をDIYするの注意点やポイントを説明していきます。
外壁塗装のDIYをおすすめできない3つの理由
外壁・屋根塗装は、プロや業者に依頼すれば平均して100万円前後の予算がかかることになります。(家の大きさ、塗料の質等によりもっと安い場合もあり)
それをDIYでやると、工期や完成度はともかく費用は半分前後に抑えられるので、費用節約を目的にするならばメリットはあります。また、外壁塗装を使命感ではなく、DIYを楽しみたいとチャレンジする方なら価値はあるかもしれません。
しかし、基本的には以下の理由からオススメはしません。
理由1.作業の危険性
本来外壁塗装をする場合、高いところを塗るのに足場は絶対に必要です。しかしDIYの場合、予算の都合で足場を建てないとすると、脚立を使うことになります。脚立の上で慣れない作業をすることで、倒れて危険な目に会うこともあります。屋根を塗装するとなると危険は更に増します。ヘルメット、安全帯他たくさんの使ったことのない道具も必要です。リスクは少なくないかもしれません。
理由2.塗装の技術による耐久性の低下
どうしても塗装職人さんと違い経験の無さ、技術の未熟さは思い知らされるでしょう。また知識不足ゆえに様々な不備も起こるでしょう。「実際塗ってみたら色のイメージが全然違う」、「塗りムラがひどい…」など仕上がりに関することから、うまく塗れなかったことによる耐久性の低下、そもそも3回塗りをしていなかったなど防水機能に関することも。市販の塗料とプロが使う塗料との違いによる差も出てきます。
理由3.作業時間(費用対効果)
実際にDIY塗装を始めてみると、天気との兼ね合いや生活スケジュールで順調に予定が進まないこともあります。また週末しか作業が出来ない人にとっては、業者に頼めば10~15日で終わるところが、どの位かかるのか全くわからないことにもなります。時間を要すれば生活環境も変わってきます。そのうち最初は楽しみだったプランや作業もストレスになったりするかもしれません。
外壁塗装をDIYで行った場合の費用
まず必要になるのは、塗料・補修材の他、刷毛・ローラー、ハシゴ、脚立、高圧洗浄機などの各種道具。安全装備のヘルメット、安全帯、作業服など、もろもろで20~30万円程度かかることになります。
これらは近所のホームセンターで購入出来ます。塗料は耐久性が高いものを選ぶとさらに高くなります。足場はレンタルすると、約30日で25万円ほどかかり現実的ではないので、ハシゴや脚立を買うことを想定しています。
この記事のまとめ
外壁塗装工事は平均して100万円前後の予算と10日~15日程度の工事期間が必要になります。この費用の中には、足場の設置から熟練の塗装技術、天候による工程の見極めなど、DIYできないプロの技術が含まれています。
その仕上がりや後々の耐久性などを考えると、やはりプロの業者に依頼するほうがベストの選択です。HOME TOKYO / CHIBAでは、経験豊富な塗装のプロが責任を持って施工しますので、お気軽にご相談ください!