雨漏りのニ次被害のついて

雨漏りの被害は2つに分類される

雨漏りの被害は「一次被害」と「二次被害」の2つに分類されます。

まず一次被害とは、建物が劣化したり破損などして、建物内部に雨水が浸入することを言います。

そして二次被害とは、一次被害が引き金になって建物に影響がでいる状態です。例えば、雨水が浸入したことが原因でカビやシロアリが発生したり、家財が濡れてしまうなどの被害などが挙げられます。

一次被害に気付いた時には、すでに二次被害も進行しているケースが多く、家の価値が下がる恐れもあります。

一次被害の症状

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• 一次被害が起こる理由は経年劣化や自然災害などが原因で、ヒビ割れやズレ、剥がれ等の破損部分から水が建物内部に侵入します。

  また、雨仕舞いと呼ばれる防水効果を高めるための防水工法に不備があり、きとんと防水機能が発揮されずに雨漏りしてしまうこともあります。

二次被害の症状

二次被害の症状は、主に以下の状況が挙げられます。

建物内部の木材が腐敗

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• 雨漏りによって建物内部に水分が溜まると、壁の内部や床下などの木材が湿気を帯びて腐食していきます。

  放置していると建物を支える木材がボロボロになり、耐震性にも影響を及ぼします。

シロアリの発生

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• シロアリは水分を含んだ木材を好むため、雨漏りがしている建物はシロアリが非常に発生しやすい環境です。

  ただの害虫で被害は少ないと思われるかもしれませんが、シロアリが木材を食べ続けると建物全体の強度が低下し、倒壊の危険性もあります。実際に壁や柱の中を確認したら、スカスカになっていて木材がなくなっていたというケースもあります。

ダニやカビの発生

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• ダニやカビは湿気が多いところに発生します。さらにカビは接着剤や塗料なども好むため、目に見えるところだけではなく、クロスの裏などにも発生してしまいます。

  また、カビやダニは建材にダメージを与える他に、アレルギーやシックハウス症候群などの健康被害も出る可能性もあります。

漏電や電化製品の故障

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• 雨漏りでブレーカーやコンセントなどが濡れてしまうと、漏電や電化製品が故障する恐れがあります。

  特に漏電は、火災や感電に繋がる危険性もあるので注意が必要です。

家財の水濡れ

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• 雨漏りは建物を濡らすだけではなく、ソファーやテーブルなどの家具も濡らしてしまい、使えなくなると新しいものを購入しなければなりません。

  また、仕事で必要な書類やデータ、思い出の写真など様々なものに影響を及ぼすため金銭的、精神的にダメージを受けてしまいます。

シミやカビ臭は二次被害が発生しているサイン

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• 壁や天井などにシミができていたりカビ臭がする場合は、建物内部に雨水が侵入して二次被害が発生しているサインです。

  シミは雨水が天井や壁などに染み出している状態で、目で見て確認することができます。カビは見て確認するのが難しいですが、いつもよりカビ臭が気になる場合は雨漏りしている可能性があります。

  これらの症状がある場合は、放っておかずに専門業者に調査を依頼しましょう。

二次被害が進行すると高額な修繕費が必要

二次被害が進行すると、建物の一部だけではなく建物全体に影響を及ぼします。そのため、大規模な修繕が必要になり、費用も高額になってしまいます。

初期の段階で雨漏りが発覚すれば、クロスの張り替えや部分的な補修のみなどで対応できるので、早期に発見・修繕することが大切です。

まとめ

雨漏りには、建物内部に水が浸入する「一次被害」と、一次被害が原因で建物や家財に被害が発生する「二次被害」の2つの段階があります。

二次被害は建物の倒壊、家財の破損また家財が濡れることによる感電や火災、健康被害など様々な影響を及ぼすので早急な対応が必要です。二次被害が進行すると修繕費用も高くなりますので、シミやカビ臭などがある場合は専門の業者に相談しましょう。

HOME TOKYO/CHIBAは、日本で一番大きな雨漏り補修団体「雨もり119」に加盟し、定期的に雨漏りの事例や最新技術を共有し、組織全体で雨漏りの問題に取り組んでいます。

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